いよいよ、である。

もうまもなく新社会人としてのスタートを切る訳で、久々の緊張感を感じ、今からビビってるところである。


前回のblogを書いてから、引っ越しの手配、引っ越し、卒業(式は引っ越しため欠席)、元バイト先の卒業パーティー出席、祖母の墓参、大高中の同級生やバイト仲間と遊んだりと、卒業旅行は行かなかったが、目まぐるしく充実していた。

バイトの先輩にステーキを奢ってもらい、寂しがってくれたのは、彼の人柄を考えると少し意外でグッと来るものがあった。彼とは大学生の後半は月1以上のペースで風呂に行き飯を食って遊んでいたので、今後も何とか付き合いが続くようにしたい。なかなか、会話しても面白いし、黙っていても気まずくない人はいないわけで色んな意味で感謝している。

高校の友達は、赴任地を伝えるなりすぐ会ってくれた。
中学の部活仲間は、それぞれ皆苦労してるようで、それはそれで頑張らないといけないな、という気にさせてくれた。

大学の友達は、卒業式の当日電話をくれて引っ越し中の旨を伝えたら、とんとん拍子で飲み会を設定してくれ、懐かしい先生との写真を送ってくれた。なかなか周りにいないタイプで馬鹿馬鹿しい会話が実に面白かった。

家は、自分の壮行会や誕生会をやってくれたりと、最後まで優しかった。

正直、この家やこの仲間から物理的に遠い距離に身を置くことが何よりつらいし、ここにいる限りバイト先の子供に会うこともできる楽しみもあった。

ただ、この2ヶ月くらいで、改めて自分みたいな人間でも、応援し支え、気にかけてくれる家族や仲間がいることを実感し、心の底からありがたいと思った。離れることになったからこそ、気付けたことではある。

それに対してこの場所で、この家族や仲間に仕事を通して恩返しをすることはしばらくは難しくなったが、いつかそうできるようにしたい。

結局、今自分に出来ることは、自分の出来る精一杯で頑張ることで、応援し支えてくれた家族や仲間に、応援して良かったと思ってもらえるような成果なり、せめてもの過程を踏むことなんじゃないかと思う。

不安も寂しさも尽きないが、何とかやり抜きたい思いである。