新たな地へ

先日、配属先が発表になり、実家を離れることになった。

自分が不在の間に郵便が来て母親が受け取り、連絡をくれたので思わず、開けてくれと頼んだ。

母親は何度も泣いていた。
この年になって、息子と一緒に暮らせなくなることが分かって寂しくてないてもらえるのって、言ってしまえば重いところもあるけれども、それだけ想われていたんだと、有り難く思う。

配属先は意外に縁を感じる場所で、何度か行っているので、イメージは湧くし、住みやすい場所だと思う。

家探したり、買い物したり忙しくなる。
家族孝行もしないとだし、仲間にも会いたい。

まだ気持ちが舞い上がっていて、落ち着かないが、何とか自分らしく、またなりたい自分を良い意味で演じきれるように。

でも、後2ヶ月はしっかり学生生活を謳歌したい...

そして、あの時の、あの決断は正しかったって言えるように、自分で証明するのだ。