さださんのコンサート
先日、さださんのコンサートへ先日行ってきた。
「風の軌跡」ツアーは県民ホールにも行ったので2度目になる。
曲目は至って渋めで、かなり自分好み。いわゆる有名な曲は、本当に少なかった。
「道化師のソネット」だとか、「Birthday」あたり入っていれば完璧すぎるくらいだったが、本当に佳いコンサートだった。
そもそも就職決まって、今までのように毎年コンサートいけなくなる可能性が高い中で、地元に何年かぶりにさだんさんが来てくれるということが、何か自分へのプレゼントというか、エールのような気が勝手にして非常に嬉しかった。
同じツアーに2度行くというのは、かなりの贅沢だが、その価値はやっぱりある。
本人も時々仰るが、確実にツアーは進化する。トークは確実に洗練されていくし、曲だってより美しくなるから不思議。(もちろん、前の時も素晴らしかったけれど、さらに作品として高まるという意味)
特に、今回気に入ったのは、手紙の曲。その前の寺社仏閣ソングは相変わらず、迫力あってその次にあえて、静かなその曲をよりスローなテンポで静かに演奏することでより2つの曲の世界観が強調されて、その世界観に入り込めたような感覚がした。
ご本人はまだまだ、頑張るつもり、ということを仰っていた。
「まさか、あの挫折したことが、ここまで自分を連れてきてくれるとは思わなかった。3歳のころからバイオリンを弾いていたので、もう60年音楽をやっている。
この道が尽きるか、自分の命が尽きるか。それは分からないけれど毎日、少しずつ努力を重ねていけば、まだまだうまくなるって僕は信じている。まだまだ頑張っていきますのでみんなついてきてください。」
格好良いよね。 もっともっと、いろんなことを教えてほしいし、いろんな曲も聞きたい。本だって、やっぱり一番読みやすいし、必ず何かしら勉強になるから、もっと読みたい。そして、コンサートもできるだけ毎年1回は行きたい。
まだまだ、長生きして良い歌作って、良いコンサートしてください。