前向きな失敗を…

 

我が家の教育で良いなと思ったのは、親が失敗を奨励したこと。

 

 

「小さい頃にたくさん失敗して、その失敗の立ち直り方を学んでほしい。」

 

確か、中学の三者面談で母親が言っていたこと。父親も同じ方針だったようだ。

これを聞いたとき、正直何てこというんだろうって思ったが、今は感謝している。

 

それは本当に大事なこと。小さな失敗をたくさん経験して、一つ一つできるだけ自分の力で、時々周りの力も借りながら立ち直っていくのって。傷ついてカサブタになった肌が、より強い肌になって生まれ変わるように、本来は人間の心もどんどん強くなっていく。

 

できるだけ失敗したくないと思って、どうしても守りに入ってしまう事が多いのは否めないけれど、まだまだ小さな失敗を積み重ねて、どんどん強い心にしていきたい。

いづれ、何か本当に必要な場面で心の強さを発揮できるように。

 

 

ところで、最近また小さな失敗をした。いや、小さな失敗と言い切って笑えるのは、この先の事だろうし、今回は前向きな失敗じゃなくて、少し後ろ向きな失敗をしたので後悔が残る。だからこそ、その記録をココに残して、いつか心から小さな失敗だったと笑いたいし、すこしでも成長につなげたいのだ。

 

その失敗は、課題の事。

結局、一番の失敗はリーダーを引き受けなかったこと。言い訳はいくらでもある。

 

その場で席が端っこだったこと、グループの中で同じ大学の子たちが仲良くなっていたのに自分と同じ大学の子はいなかったので、話題に入っていけなかったこと。

女子が多くて、何となく気づまりだったこと。

リーダーに立候補もしなかったし、勿論推されなかったし、むしろ、積極的によろしく!って押し付けてた。

 

でも、良くも悪くも自分はせっかちで、黙っていられないし、行動したいタイプの人間。一時期は、自分を疑っていたが、高校の調査書の先生のコメント改めて見たりだとか、今まで世話になった人の話思い出すと、自分で言うのはどうかと思うけれど、自分はリーダー気質。

 

…自分でも本当はまだ分からないけれど、周りがそういう評価してきてくれたのは事実だし、自分でも常に理想は何か、みたいなことは考えるし、受動よりも能動、動いてもらうより自分で動く、っていう人間。

 

今回の課題でもし自分がリーダーだったら、全く違う結果になったとは言わないが、もう少しマシな結果には持って行けたと思う。

実際、こうやって動けば数字は伸びると思って、課題終了直前に実行したことは当たっていたし、そのアイディアは最初からあった。グループやリーダーに遠慮していたが、数字が悪くなっていたので実行するしかなくなって、グループも渋々乗っていたが、もう少し早い段階で説得していて、動いていたら…

 

失敗するときはいつもそう。変な遠慮とか、変に斜に構えたり、下手に待ってみたりすると大概うまくいかない。

 

今度はもっとアグレッシブに。どうせ失敗するなら、前向きな失敗で。

ここ何日かの考えてきたことの結論で、今後への決意だ。