宝物が一つあれば、生きることは悲しくない

 

バイト終わりに、教え子の文化祭に顔を出した。

 

卒業パーティーの時の約束だったので、約束を守れてよかった。

顔を合わせた時にどんな顔をされるか、不安で仕方なかったが、思いの外、喜んでくれて嬉しかった。学校はつまらないと言ってたが、きっとソコソコに楽しんでいて、成績良い様で、流石自分の教え子という感じだ。

売り切れてしまったやきそばを無理に用意してくれたり、先生は好きだったと言ってくれたり、今となっては宝物のような子だ。

来年も来てくれ、と言われたが、そればかりは…

 

他の子たちも、自分のことを話題にしてくれているようで、嬉しかったなぁ。

埼玉に赴任していることになっているが、知らない子もいて、残念がってくれたのも嬉しかった。

留学する、と言っていた子は流石に有言実行。最初の夏休みにオーストラリア(だっけ?)に行ったらしい。

 

元気そうでなによりだった。

もっともっと会いたかったよ、みんなに。

 

 

あと何回、誰に会えるかなぁ?

 

その時まで頑張るぞ!!