大人になれば...

きっかけは、はっきりとは分からないけど小学生の頃少し悩んでいたことを思い出した。

それはホントに大したことじゃない。
それは、雨の日などに、ときどき親に車で小学生まで送ってもらうと、同級生に「車で送ってもらうなんてずるい」と言われたこと。仲の良い友達に言われたもんだから結構考え込んだ。

友達としては、自分は父親に車で送ってもらえない悔しさやちょっとした嫉妬があったんだと思う。みんなは送ってもらえる奴ばかりじゃないんだよ、という正義感もあったと思うし。

父親は、急がしい中で効率的な息子とのコミュニケーションと、息子の喜ぶ顔が嬉しかったんだと思う。

自分は父に送ってもらえると言う嬉しさと楽しさと、物理的なラクさ。今思うと多少の優越感もあった気がする。

当たり前だが、こんなこと大したことじゃない、今考えると。
通学路外れたところで車から降りて、適当にごまかせばいいだけのこと。でも、悩んだんだよなー、あの頃は。