ありがとう

 

すべてのテスト対策終了。と同時にあの校舎で授業をするのも最後だった。

授業そのものよりも、まだまだこれからだということだとか、苦手な分野をつぶした上でテストに臨むべきということ(意外にできてない子多い)、昨日恩師に会った話に絡めて優しい人になってほしいというメッセージを込めたつもり。

 

あの校舎で育つ生徒は、温室で大事に育てられるトマトやメロンではなく、むしろ広い大地で力強く根を張って育つジャガイモ。もちろん大事に育てられるには間違いがないが、良くも悪くも人間教育はかなり厳しいので、本当に逞しい子どもが育つ。

授業とか本当に真剣に聞いてくれる。いつも一生懸命に講師や保護者の期待応えようとする。だからプレッシャーに感じることも多いようだが、それを乗り越えるからまた強くなる。

 

中学で思ったようなリーダーになれず、高校もぱっとせず、浪人で完全に自信を失い、大学生活に絶望しかけた自分に、自信と日々の輝きを与えてくれたのがあの校舎の生徒たち。講師間は、上司が複雑な人間で難しさもあったが、何人か素晴らしい人間に出会えた。

 

今は、心から感謝しかない。

3年間どうもありがとう。

 

そして生徒たち・・・自信を持って大きくはばたけ!