戦いを終えて

 

意外に本番の試験が終わってから何も書いていないことに気付く。

試験を終えた子供たちの点数や感想は見ても、直接顔を見ていないので実感がない。

終わってしっかり羽伸ばせているかな?そうはいっても結果わかるまではそわそわするか。

 

点数を見て思ったこと。

担当科目に関しては大きな変動はなく、むしろ簡単だったのでこの科目で合否が決まることはないんだろうなっていうのが率直な感想。自分が解いて、想像していたよりも高い点数ではなかったけれど、それでもかなりの子がかなりいいのでは・・・と思う。

ただ、やっぱり細かい問題を見ていると、正解してほしい問題で落としている子もやっぱり多くて、特に長く通っていた子にもう少しとらせてあげたかった。この科目でもっともっと貯金を作らせてあげたかったなっていうのは本音。

集団授業をしている都合上、どこに焦点を当てるのかっていうのはずっと悩んできた。もちろん会社からの指示はあるけど、それだけってわけにもいかないし…

 

今は、多少のよくやった感と後悔入り混じっている感じかな。

いずれにせよ、子どもたちも自分もベストは尽くした。

あとは黙って結果を待とう。

 

 

もう間もなくテスト対策終了。と同時に自分もお役御免。

やっぱり寂しさばかりが募るけれど、こればっかりは仕方ない。

卒業まで直接見たいって生徒もいるし、それを望まれているのも分かっている。

3年間少なくとも生徒を目の前にしている時間は本当に楽しかった。

心から感謝している。

 

頼られるってことがどれだけ自分に喜びを与え、成長させてくれたか。

授業をしている時間、生徒と話をしている時間は、珍しく自分を少しだけ好きになれた。

大人に褒められるよりも、生徒に褒められると本当にうれしかった。

 

 

生徒からのありがたい言葉は、今後の自分の糧になっていくだろう。

そしていつかまた、こうやって教える立場になりたいなって思う。

 

まずは、ラスト・ワンの授業にベストを尽くす。