ありがたい同期

同期から学ぶことは非常に多い。
特に一緒に組んで仕事をすることが多い外国人の子から学ぶことは非常に多く、たくさんの刺激をもらっている。
彼女とは、入社式の時こそバタバタして顔を合わせるくらいだったが、直後の研修の最終日の飲み会でよろしくね、と挨拶したら「私外国人だからいろいろ助けてね。」と言われたのを覚えている。現状としては、彼女の日本語はほぼ完璧だし、人一倍真面目で何でも吸収しようもする子なので逆に助けられてばかりである。

彼女を見ていると自分にはない覚悟を感じる。
そもそも外国で、一人で暮らすという覚悟。
日本で年金を納め、日本で年金を貰うという覚悟。
取締役になりたい、と聞いたときこそ、流石にそれは厳しいだろと思ってしまったが、最近じゃそれも分からないかもと思うようになった。

彼女と共にすごし、彼女を見ているといくつかのことが分かってきた。
彼女はとにかく真面目で何でもよく覚えようとするし、何でも知りたがりだ。
彼女は自分の弱みを常に知っているからこそ、それを補う努力を人一倍する。


時間には多少おおらかなので(笑)、ハラハラするときがあるが。
もう少し人に甘えても良いのに、という気もする。
この辺りは時間のあるとき話してみようと思う。

仕事に関しては、やはり楽しいことばかりではないが、そんな彼女を近くで見て色んなことを感じたり学んだり出来る自分は幸せだと思う。彼女が頑張ってるから負けずに頑張ろうと思わせてもらうことも多い。

思えば彼女に限らず同じ配属になった同期は、自分も4人。この4人でいられるのは、恐らく来年の2月いっぱいまで。だからこそ、たくさんの話をして一緒に色んな景色を見て、色んなものを感じたいと思う。そして少し歳をとってから、今を懐かしむような関係になれたらと思う。