最後の校舎
子どもたちに校舎で会うのは最後だった。
子どもたち、講師に壮行会・パーティーの写真の入ったCD-Rと、集合写真を配った。ここで小さく主張しておきたいのは、今週は説明会が立て込んでいて60枚近くのそれを作るのは、本当に難しかったってこと(^_^;)まぁ、喜んでくれたら嬉しい。
授業終了後は、コンビニでお菓子や飲み物を買ってきて(コンビニで5000円分のお菓子を買ったのは初めてで痛快だった・・・しかも人のお金で!)軽くグダグダした。相変わらず乗りが良くて一緒に楽しいやつらだった。その中でいくつかの約束を確認させられた。
野球を一緒に見に行くこと。
文化祭に顔を出すこと。
飯をおごること。
最後のアンケートで子供たちが書いてくれたことも記録に残しておきたい。
・社会は嫌いだけど、○○先生は好きです。
これ嬉しいな。あのぶっきらぼうな男の子のセリフとはとても思えない。
思えば、終盤のアンケートでほとんど自分の名前を挙げてくれていた。ずっと照れ隠しで自分の名前を挙げていたのかと思っていたが、嬉しいな。
・テ対は本当に厳しかったけれど、通常授業は楽しかったです。野球見に行きたいです。
これも最高。自分の中の決め事として、通常授業は楽しく・テ対は厳しくってずっと考えてきた。この子には期待が高い分きつく当たったこともあったが、そのほうが結果を残す子だった。いい意味で負けず嫌いなんだよね。野球行くぞ。
・一番苦手だった科目だが、○○先生のおかげで得意科目になった。×2
最初に、ユーラシア大陸、と答えたのを覚えている。
これはありがたい言葉。全部本人の努力の結果なのにね。
でも、技術以上に、本人のやる気を上げる、のは自分上手いのかも。
良ければたくさんほめたし、勉強のやり方のヒントの引き出しは意外に多かったと思う。
講師全員に手紙をくれた子がいた。期待に応えられなくて、合格できなくてごめんなさい、という内容。胸がいっぱいになった。必ずやり返すんだよ。
前日のほかの学年のアンケートに自分の名前が挙がっていた。
・○○先生の数学の授業を(もう一度)受けたいです。
・○○先生にもう一度会ったら、黙って敬礼します。
・○○先生の授業をもう一度受けたいです。
数学に関してはなぜ?ってこと、一昨年の授業のことをよく思っていてくれている子がいて嬉しい。
嬉しいなぁ。自分が担当したときに社会で初めて40点以上とれた子は、今でも社会の神様って思ってくれてるんだって。
担当して前回比45点アップの子も、嬉しかったみたい。よく努力してたもんね。
こうしてみると、校舎ではいろいろあったが、対生徒に関しては本当に楽しかったなぁ。生徒には感謝しかない。
次のステージで手助けできないのが寂しいけれど、次のステージでも頑張って、絶対幸せになってほしい。