来て去ってまた来る
また一人仲間が辞めていった。今まで何人やめていく人を見送ってきただろう。
その度に何か物悲しい気持になるというか、さびしくてたまらない気持になるんだ。
今日の人は、自分が一番お世話になった人だから余計にさびしいな。
毎回メール送ったり寄せ書き書いたりしたけれど、意外に何もしなかった。
というか、できなかったのが本音。なんせ、彼は今年のメンバーを嫌ってたから。
寄せ書きもらっても嬉しくないんじゃないかって、正直考えてしまったし、ここの所の忙しさが尋常じゃなかったのもある。
本当は続けたかったんだと思う。でも、思い出はきれいなままでって考えたんだと思う。
伝統のチームワークとか、教室の清潔感とか、科目ごとの安定感とか、あっという間にドっか消えていったもんね、今年度。みんなバラバラの方向向いて、スタンドプレーに走ってるから生徒もついてこれない。もう少し何とかしたかったけれど、自分ではあまりにも力不足だったのも事実。
じゃあ、なんでそうなったのかって考えると、ミーティングと年上の人の軽視だと思う。コミュニケーションがなけば連帯感も生まれないし、目上の人を立てて、その指示に従うようでなければ、同じ方向にみんなで走れないもん。
そう考えると、うまくいくのって本当に難しいこと。
でも、どんな形でもいいから彼に感謝の気持ちを表したいな。