ラストレター

仲間が在職中、最後の食事をして花束を送った。
一緒に残る仲間がそいつに、今度こういう商品出るから食べてね、と言っていた。胸がキュンとなったのは、そこに、別れの寂しさと、私達を忘れないで時々思い出してね、という愛情みたいなものという別れというものが持つ本質的な物を感じたからだと思う。
昨日は出勤日ではなかったが、少し出たのでメールを送っておいた。タイミング的に見てもらえるか分からないし、そもそも返信不要と書いたので、見てもらえたのか確認できないが、それでいいのだ。
少しの謝罪とたくさんの感謝を込めた。

彼の人生がたくさんのしあわせが満ちたものでありますように。