冬来たりなば春遠からじ

 

最近気に入った言葉。朝ドラの影響も確実にあるし、水谷先生も昔講演で仰っていた気がする。

入試までもう時間が無くなってきた。もっと遠くにあるって思っていたけど、あっという間に60日を切るところまで来ている。

 

3年間同じ科目をほぼ一人で教えたことが、良かったのかなって時々考えてしまう。もちろん毎回ベストを尽くしてきたし、成果だって結構あげてきた。ほかの科目で躓いたけれども、この科目でほめまくって自信をつけてくれた生徒も少なくないはず。何より本当に生徒を大事にしてきた。

それでも、たまには他の先生に教われば、自分の授業で開花させてあげられなかった子が、開花したんじゃないのかなって思うことはある。どんな生徒だって、やる気にさせてあげることさえできれば勝手に伸びていく。そうできないのは教える側に問題があるのは間違いない。

 

いろんな思いがあるが、いずれにせよ、彼ら彼女らと真剣勝負できる時間は少ない。

特に本当に上のクラスの子たちと授業できるのはもう両手の数ほどないはず。

最後の最後まで温かく、真剣勝負。なんとか受かってもらって、最後は泣いて笑って別れたい。そして将来彼ら彼女らと一緒にお酒でも飲みたい。

幸せになるんだよ、みんな。