まな板の上のコイ

 

最近、仕事をしているとこんな心境になることが多い。

でも、ネガティブな意味だけでそう思ってるわけではないんだ。

自分で積極的に選んでできる仕事もあれば、スケジュールとか人間関係とか、力関係で勝手に組み込まれる仕事もかなりある。それに対して拒否できない場合が多いし、苦しい仕事で拒否できる場合でもできるだけ受けて、自分の経験値にしたいなって思うと、自分はまな板の上のコイだなって思ったんだ。

 

最も今必要なことってそういうことだなって思う。

同僚を含めた同期で、他に応援に行く仕事や取材の仕事を拒否する場面だとかを見て、正直自分には違うかなって思った。若いうちはどんな仕事でも受け入れる覚悟と、それを自分の経験値するんだっていうアツい気持ちを持ち続けたい。

思えば仕事の持ち場を決めるときに、どこでも良いよ、といったのもその理由からかもしれない。

逆に言えば、少し生意気だが自信もあるのかもしれない。

前提として今の自分たちに不可能な仕事は与えられないはずで、しかも現時点で同期との間にそうそう大きな仕事の能力の差は生まれていないはずで。それなら、気合と根気で乗り切れるはず。必ず結果を出すという気概もあった。

自分の得意なところとか興味のあるところじゃなくて、逆に得意じゃない分野とか興味のない分野の方が先入観なしに勉強したいなって思ったんだ。

 

そろそろ仕事にも慣れてきて、最初の頃にあった緊張感とか不安な気持ちが薄れてきている。考えてみれば差がつくのはここから。

ここから結果とか周りの視線にビビらず、自分の仕事、自分のしたい仕事を遂行できるか。結果がついてこようと、ついてこなくても今はトライすることが大事。

逃げずに、謙虚に堂々と。まず、夏休みまで。頑張りきる。